孫用に、牛乳パックで子ども用のイスを作れるって聞いたけど、作り方を教えて!
今回は、牛乳パックで作る、離乳食用の椅子の作り方を紹介したいと思います。
【この記事でわかること】
- 牛乳パックで子ども用のイスを作る場合の材料
- 牛乳パックでできるイスの作り方
牛乳パックで作る基本の子どもイス、作り方はこんな感じ!
必要な材料と、作り方はこんな感じです。
出来上がりの座面高さは15㎝くらいになります。
1.牛乳パックで作る子どもイス、必要な材料
- 牛乳パック 36個
- 新聞紙 朝刊6回分くらい
- 布のガムテープ 3本
- リメイク用シート(お好みで)
- 座面用クッション(お好みで)
このうち、リメイク用シートと座面用クッションはなくてもOKです
準備に時間がかかるのはたぶん、牛乳パックと新聞紙です。
2.子どもイスの作り方、3ステップ♪
- 材料を集める
- 基本のブロック18個作る
- ブロックを積み重ねてイスに組み立てる
あとは、お好みで装飾して完成です。
牛乳パックを使った子どもイスの作り方を詳しく解説!
ざっくりした作り方を頭に入れていただいたところで、必要な材料と、作り方をくわしくご紹介します。
この作り方だと、出来上がりは座面の高さが15㎝くらいになります。
(1)材料集め
まず、材料を集めていきます。
準備に時間がかかるのが、牛乳パックと新聞紙です。
他のものは百均でそろいます。
【牛乳パック、1リットルを36個】
牛乳パックは、スーパーの店頭で良く見かけるポピュラーなサイズです。
メーカーは特にこだわらなくても大丈夫です。
ただし、牛乳パックの底面は左のような閉じ方ではなく、右のような閉じ方のものがいいと思います。
また上部については、下のように折り目が斜めに入っているものは避けた方がいいと思います。
ガムテープでぐるぐる巻きにしてしまうので、パッケージの色やデザインは、バラバラでも影響ありません。
準備するものの中で、いちばんハードルが高いのが牛乳パックではないでしょうか?
36個の牛乳パックを集めるということは、1週間に3本消費しても、12週間かかります!
けっこう前もって準備する必要があります。
【新聞紙 朝刊だと約6日分】
新聞紙(牛乳パック36個分÷2)×1.5枚÷5枚/朝刊1回≒朝刊約6日分
牛乳パックを補強するために中に詰めて使います。
牛乳パック2本分を組み合わせて1個のブロックを作りますが、1個のブロックの中に新聞紙1.5枚(広げた状態を1枚として計算)を詰めます。
牛乳パックよりも、新聞紙の方が、集めるのが大変という方も多いかもしれませんね。
我が家も新聞をとっていないので、前もって親戚に頼みました。
新聞紙がない場合は、市政だよりや地域誌、又は雑誌などを使うといいと思います。
ちなみに、新聞紙1枚分をA4サイズで言うと、だいたい8枚分くらいにるので、
もし新聞の代わりに雑誌などを使われる場合は、
(36÷2)×1.5枚×8枚=216枚分くらい、ですね。
布のガムテープ(幅5㎝×15mで3本)
布のガムテープは百均で調達しました。
3本ほど必要です。
紙のものだと、重ねて貼れないので布製がいいと思います。
私は、いちばんコスパがいいベージュのものを使いましたが、上からシートなどを貼らずにそのまま使用したい場合は、ピンクやブルーなど、色のついたガムテープを使用するのもいいと思います。
リメイク用シート
お好みで。なくても問題はありません。
私の場合は、45cm×90cmのリメイクシートを2枚、百均で買いました。
座面用クッション
お好みで。なくてもOKです。
上の写真は、やはり百均で販売されているジョイントマットです。
多少のクッション性と、座面の補強という意味で用意しました。
これを座面のサイズに合わせてカットして使います。
(2)基本のブロックを作る
さて、準備ができたところで、牛乳パック2個を組み合わせて、基本となるブロックを18個作ります。
①不要な部分を切り取る
パックの上の方を開き、折り目から上部分は切り離します。
②牛乳パックに新聞紙を詰める
18個の牛乳パック(用意した牛乳パックの半分)に、新聞紙を詰めていきます。
1本の牛乳パックに、新聞紙を1.5枚(昔ながらの新聞紙を広げた状態1枚として計算。)を、バランスよく詰めます。
たくさん入れると丈夫になりそうですが、あんまり詰め込むと、組み合わせられなくなるので注意です。
③牛乳パックを組み合わせてブロックを作る
新聞紙を詰めた牛乳パックの入口をふさぐようにして、もう1本の牛乳パックを組み合わせます。
途中で空気を抜きながら、ギュギュっと押し込んでいきます
この時、外側になっているパックが裂けてしまうこともありますが、少々の裂けてもガムテープでふさげるので、問題ありません。
気持ちを大らかに(笑)
これをひたすら続け、ブロックを18個作ります。
(3)ブロックでイスを組み立てる
上の図を見ながら、仮置きしてみましょう。
だいたい、こんな感じになっていればOKです。
これを、ガムテープで合わせていきます。
①座面部分を作る
どこからでもいいのですが、まず座面から作ってみましょう。
3個のブロックを並べ、その上にもう1段並べます。
一度にすべてのブロックをくっつけようとすると、締めが甘くなるので、2つずつくらいをガムテープでしっかりと固定していくといいです。
私の場合、上段と下段に分けて2枚の板を作り、さらにそれを合わせました。
②ひじかけ部分を作る
同じ要領で、次にひじ掛け部分を作っていきます。
片方が3個で、それを2つです。
③背もたれ部分を作る
最後に、背もたれ部分です。
このような並びでガムテープで組み合わせていきます。
背もたれは、子どもが後ろにのけぞったりして、特に力がかかる部分なので、しっかりとガムテープで固定していきましょう。
④組み合わせる
座面、ひじ掛け、背もたれができたところで、全部を合わせてイスにします。
この状態で、だいたい完成です。
この上にシートなどを貼らない場合は特に、ひじかけ部分や、背もたれ部分にすき間がないか確認しておきましょう。
すき間があると、ゴミが入ったり、そこから剥がれたりしやすくなります。
(4)できあがったイスに装飾する
①イスにリメイクシートやシールなどを貼る
この後は、+αの部分なので、お好みでセンスを発揮してください。
私の場合はセンスというよりも、食べ物がこぼれた時などのための汚れ防止の意味もあってリメイクシートを貼りました。
貼っておくと、さっと拭くだけで汚れが落ちるのでラクです。
お孫さんが大きくなってきたら、自分でシールなどを貼らせてあげてもいいですね。
家の中に子どもが好きにシールを貼れる場所ってそうそうないと思うので、きっと喜びますね!
②座面クッションを作る
これも+αです。
牛乳パックで作ったイスなので、どうしても座面などが凹んできます。
私の場合は、劣化を防ぐことと、もう少し高さを出したかったので、ジョイントマットを用意してカットして座面に乗せました。
Ⅲ.週末にしか使わないのに、子どもイスがいるの?
やはり、離乳食が始まると、椅子が必要になります。理由は、
- 座って食べるというしつけ
- 抱いて食べさせると、赤ちゃんの口の位置が低くなるため、少し高くする必要がある
からです。
かといって、音が鳴る椅子は、カラフルな色使いやキャラクターなど、ジジババの家に合わないので抵抗感があります。
また、子ども用のイスはパイプイスが多く、クッションカーペットを敷いている我が家では、クッションに跡が残ったり、傷がつく可能性があること
そんな理由から、娘がまだ赤ちゃんだった頃にも作った、牛乳パックを使った椅子づくりに、25年ぶりにチャレンジすることにしました。
久しぶりの製作にあたっては、主にゆきすず組さんのYouTubeを参考にさせていただきました。
とても丁寧に解説して下さっているので、下のYouTube動画を見て作ると、すごくわかりやすかったです。
まとめ
このようにして、我が家では孫のつっちゃんが1歳の誕生日を迎える頃に、牛乳パックイスが完成しました。
ところが、、、
このイスを使えるようになるにはまだ時間がかかりそうです(泣)
一度、試しに座らせたところ、つっちゃんは食欲旺盛で、食事中にも前のめりに口を開けてくるので、じっと座っていてくれませんでした。
今のところ、体の前面にテーブルか、シートベルト的なものが必要なようです。
入浴用のエアーチェアでのお食事がもう少し続きそうです。
育児は、思い通りにはなりませんよね(笑)
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