雛人形っていつ買うものなの?早すぎるとお店に並んでないし、遅いと売り切れもあるって聞くし。
そもそも、雛人形って、いつごろ飾るのが正しいの?その前に買ってなきゃいけないわよね?
初節句の雛祭りの準備は、いつからしたらいいのでしょうか?
お祝いの場を設けるのか?、雛人形は買うのか?、買うとしたら誰が?、買うのはいつ?など、初めての節句を前にしていろいろと考えることがありますよね?
娘の時にどうしたか?の記憶なんて、もう忘れていますし。
そもそも、雛人形はいつ飾るのがいいのでしょうか?
しまう時期については、「3月3日が終わったらできるだけ早くしまわないと婚期が遅れるよ」というのは子どものころから聞いていました。
ただ、いつ飾るのがいいのか、についてはあまり意識したことがありませんでした。
そこで今回は、生まれて8ヶ月になるつっちゃんの初節句を前に、雛人形はいつ買うべきなのか、いつ飾るべきなのかを調べたので、まとめてみました。
初節句の雛人形はいつ買えばいいの!?
結論としては、雛人形を買うのに一般的な時期は「1月~2月中旬くらいまで」が良いようです。
なぜなら、遅くとも、雛祭り当日の3月3日の1週間前には、飾り終えた方が良いから。
初節句の雛人形の購入時期は1月~2月中旬!
人形専門店やデパート、小売店などに雛人形が最も多く並ぶのは1月~2月中旬くらいまでです。
お正月が明けて、今度は桃の節句に向けて売り場が動き出す時期ですね。
雛人形や五月人形は、ほとんどが手作りなので、大量生産ができません。
ひとつひとつ顔立ちや着物の柄も違うので、早めに選んだ方が、好みの雛人形を選ぶことができます。
好みの雛人形を選ぶために、なるべく早めに準備を始めましょう。
とはいえ、11月~12月中旬頃までは、ショッピングセンターやデパート、小売店や店頭ではお正月用の「羽子板」や「破魔弓」が売られていることが多いです。
その結果、早めといっても1月から2月中旬に買うのが一般的、となるわけですね!
私の場合は、娘の希望もあり、ネットで購入しました。
ネットだと細かな質感がわからない、わからないことをお店の人とやり取りしながら確認する、などのことはできません。
でも、自分のペースでゆっくり選べる、色々なお店を比較検討できる、何より店頭でお雛様が並ぶ時期より早いタイミングで雛人形を買うことができる、というメリットがあります。
どこで買うのかという購入場所については、また改めて書きたいなと思っています。
雛人形を飾るのにベストな時期は2月4日から2月下旬の間!
そもそも、雛人形はいつ飾るものなのでしょうか?
飾る時期に目安はあるのでしょうか?
雛人形を飾る日は、はっきりと決まっているわけではありませんが、このくらいの時期に、という目安はあります。
【雛人形を飾る時期】
- 早めに飾る場合は、「2月4日頃から」
- 飾るのが遅くなっても、「2月下旬までには」飾り終える
いつごろ飾るのがよいのか、その時期と、なぜその時期がよいのかという根拠について解説します。
雛人形を早めに飾る場合は、2月4日頃から
「立春を過ぎた2月4日頃に飾る」
早めに飾る、という場合の根拠になります。
女の子の健康を祈ると共に春を告げる桃の節句にあたるからです。
節分の2月3日に、鬼を祓ってから飾るという意味からも、2月4日以降が最適なシーズンと言われているようです。
お雛様は女の子を厄から守ってくれる、という意味合いのお人形さんですから、できるだけ長く飾ることがおすすめなんですね。
雛人形は2月18、19日頃に飾るのも良い!
「良縁を呼ぶ雨水の日、2月中旬に飾る」
中国の二十四節気によると、2月18日又は19日は雪が解けて雨に変わる「雨水」にあたります。
この日を境に本格的な春の訪れになり、それから転じて良縁に恵まれるという言い伝えもあるそうです。
その結果、雛人形を飾る日としても好まれているようです!
雛人形は遅くても2月中には飾りましょう!
そして、雛人形は前日に飾ることがないように、遅くても2月中には飾るようにしましょう。
理由は2つあります。
- 前日に飾るのは、「一夜飾り」といって縁起が悪いとされているから
- ひな祭りは、3月2日から既に始まっているから
3月3日節句の前日に雛人形を飾るのは、「一夜飾り」とも言われて、縁起が悪いとされています。
なぜ、縁起が悪いかと言うと、「一夜だけの飾り」ということで、一夜飾りはお葬式をイメージさせてしまうからなのです。
また、ギリギリの飾りが良くないという理由はもう一つあり、ひな祭りは3月3日の1日だけではないからなんです。
- 3月2日:宵節句
- 3月3日:本節句
- 3月4日:送り節句
となっており、3月2日にはもう祭事(雛祭り)が始まっているんですね。
もともと、雛人形を飾るのは「女の子を災いから守ってくれるように」という願いが込められています。
祭事が始まってから、慌てて飾る「一夜飾り」は誠意に欠けるという意味もありそうです。
早めに飾りたい!1月から飾ってはダメ?三月超し(またぎ)って何?
では逆に、購入した雛人形も早く届いたことだし、と1月に飾るのはどうなのでしょうか?
年配の方などから、「縁起が悪いよ」などと言われることがあるかもしれませんが、結論から言うと、これは全く問題ありません。
なぜなら、これは、仏教の四十九日の法要が3ヶ月にまたがってはいけない、という「中陰の三月超し(みつきごし)」という風習から来ているそうなのです。
「四十九」を「始終苦(しじゅうく)」と、「三月」を「身付き」と読み、この2つを合わせて、「始終苦しみが身につく」という語呂合わせなのだとか…。
つまり、四十九日が3ヶ月にまたがると自分たちに「始終苦しみが身付きになる」かもしれないからやめとこう!と誰かが言いだした、ということなのです。
このことから雛祭りにも当てはめて、雛飾りを3ヶ月に渡って飾り続けることは、三月超しにあたるので、縁起が悪いと考える人もいるんですね。
でも冷静に考えれば、四十九日にしても、亡くなった日が月の半ばを超えていれば、四十九日は三カ月をまたいでしまいます。
確率的に半数以上のケースで三カ月を超えてしまいます。
このことからも、あまり現実的ではないと言えますね!?
そこから派生しての、雛祭りの飾りつけをする期間の話ですから、あまり気にしなくてよいようです。
気にする人はこういう理由で気にするんだなーということを知って、あとは自分の価値観と照らし合わせて判断すればいいと思います。
雛人形を飾る時の天気は気にした方がいい!?
いつ飾るか、について天気のことが気になる人もいるかと思います。
人形は天気の日にしまえ、と言われますが飾る日の天気は何か関係はあるのでしょうか?
飾る日の天候は、特に気にしなくて問題ありません。
片づける際には、晴れた乾燥した日がいいですが、飾る日には意識する必要はなさそうです。
まとめ
雛人形を買うのに、「いつ」という決まりはありませんが、飾る時期を考えるとざっくり言って「1月」と考えるのが一般的なようです。
とはいえ、購入をうっかり忘れていて時期を遅らせてしまっては、せっかくのお祝いも台無しです。
ジジババとしては、いつまでに欲しいのかパパママにも確認して、間に合うように購入する必要がありますね。
店頭でたくさん売られているのは1月です頃、飾りはじめが立春(2月3日)過ぎくらい、という時期を覚えておきましょう。
誰が買うのか、どんなものを買うのかを話し合う時間を考えると、11~12月には家族の間で話し合い始めた方がいいと思います。
ちなみにこの記事を書いているのは11月ですが、我が家では、もう雛人形の手配は済ませました(汗)。
雛人形は、誰が買うの?について迷っている人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
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