退院帰りの娘家族が、赤ちゃんを連れて我が家に寄ってくれた時のいこと。
ちょっと近所まで出かけよう、という話になり、オットが
ウチの車で出かけよう♪
と言ったのですが、娘には
お父さん達の車にはチャイルドシートがないから、乗れないよ
と言われてしまいました。
そんなー、大げさな!
ちょっとそこまでじゃないかー?
と言いましたが、娘は「ぜったいダメ!」の一点張り。
今の人って細かいこと気にしすぎですよね!?
それとも本当にダメなの?
チャイルドシートは絶対に必要なの!?
こんにちは、つっちゃんの婆ちゃんです。
生まれて6ヶ月になる孫が毎週末にお泊りに来るのを楽しみにしています。
このブログでは、子育てノウハウを平成から令和にアップデートしていきつつ、体験したり調べたことをまとめていっています。
赤ちゃんにチャイルドシートは必須です!
まず初めに、チャイルドシートは、しなくちゃいけません。
なぜなら、道交法(道路交通法)で決まっているから。
法律なんです。
違反したら、違反点数が1点加算されてしまいます。
びっくりですね!?
知っている人からしたら、当たり前のことなのですが…(汗)
私も最初に聞いたときは、びっくりしました。
確かに、最近はチャイルドシートを乗せた車をよく見かけるけど、用心深い人たちなんだな?くらいにしか思っていませんでした。
実は、こんな風に、25年から30年前の自分たちの子育て中はなかったような法律ができていたり、当時、常識だったことが実は間違いだったっていいうことがたくさんあります。
こういうことを知らないでいると、しなくていい親子ゲンカをしたり、「もう任せられない!!」なんて言われてせっかくの孫育に水を差すことになってしまいます。
今回は、私が特に感じた「平成と令和の孫育ギャップ」を3つご紹介したいと思います。
孫育ギャップ!!チャイルドシートは必要?果汁は飲ませちゃダメ?
孫が生まれて半年、平成の子育て世代と令和の子育て世代のギャップを感じる場面はいろいろありますが、我が家的3大ギャップを上げるとしたら、この3つです。
- チャイルドシートは絶対必要!
- 大人が噛んで柔らかくして赤ちゃんに食べさせるのはNG!
- 離乳食の準備に3~4ヶ月頃から果汁を飲ませるのはNG!
順番に解説したいと思います。
ギャップその① チャイルドシートは絶対必要!
まずは、先ほどご紹介した「チャイルドシートは絶対必要!」です。
チャイルドシートの着用義務については、こんな感じです。
- 対象年齢:6歳未満の幼児
- 義務化が始まった時期:2000年4月1日
- 違反のペナルティ:罰則、罰金、反則金はないが、違反点数1点
また、義務が免除されるケースは、
- バスやタクシーでの移動
- ミルクをあげるなど日常的な世話をしている最中
- 乗車人数が多くてチャイルドシートを設置できない
- その他、身体的問題などでチャイルドシートの装着が難しい時など
法律で全部で8つの理由が決まっています。
つまり、「今日は実家や友達の車だから」という理由では、チャイルドシートは免除されません。
その場合、その時の運転していた実家のご両親や、お友達に違反点数が付くことになります。
もちろんレンタカーでも免除されませんし、新生児の退院時にもチャイルドシートを準備しておかなければなりません。
2000年(平成12年)4月以前の子育て世代からすると、チャイルドシートに縛り付けられてかわいそう、という感じがします。
そして、なんといってもチャイルドシートに座らせるも面倒で、赤ちゃんが泣く。
しかもかなり場所をとるため、後部座席の半分を占領されることを覚悟しなければなりません。
なんだか釈然としない気持もありますが、何より赤ちゃんの安全のことを考えると、やはり必要ですね。
なんと言っても大人もシートベルトの着用が義務化されて、シートベルトを着用しています。
もしも赤ちゃんを抱いていたら、いざという時に赤ちゃんだけが車から飛び出してしまうということにもなりかねません。
そんな事態を避けるためにも、チャイルドシートの装着は守りましょう。
ギャップその②「大人が噛み砕いて口移し」で赤ちゃんに食べさせるのはNG!?
親が食べ物をかみ砕いて、冷まして、赤ちゃんに食べさせるの、ダメって娘に言われるんだけど…!?昔はよくやってたわよね?
昔は、赤ちゃんが食べやすいように、また、熱いものを冷ますために、親が口でかみ砕いてご飯をあげること、よくありましたよね!?
私も、大人と同じようなものが食べられるようになってくると、ちゃんと冷めてるかどうか、口にくわえて確認してから、食べさせるのはよくやっていました。
ですが、大人の唾液から虫歯菌やピロリ菌などが移る可能性があるため、しない方がよいというのが令和の新常識なんです。
ですから、赤ちゃんには口移しでモノを食べさせないのはもちろん、食器や箸、コップなども、自分の使ったもので食べさせるのではなく、赤ちゃん専用のものを使うことが必要です。
また、赤ちゃんのママパパから、ジジババへのクレームで多いのも、この問題だそう。
確かに、ママ自身が気を使って自分の口移しでも子供に食べ物を与えていないのに、ジジババが口移しで食べ物を与えていたら、やめて~ってなります。
しかも、孫可愛さに自分の箸やスプーンで孫の口に食べさせているジジババに向けて、「汚いからやめて!」とは言いにくいですよね?
私たち平成子育て世代は、そうやって子どもを育ててきたし、自分自身も子供の頃そうやって育ってきたけれど、今の常識を受け入れ、令和の子育てに馴染んでいくことが必要なようです。
ギャップその③ 離乳食の準備に3~4ヶ月頃から果汁を飲ませるのはNG!?
離乳食前の赤ちゃんでも、リンゴジュースはあげていいよね?
これは、私自身の子育ての記憶にはあまりないのですが、なぜかオットが「赤ちゃんの風呂上りにリンゴジュースを飲ませんでいいのか?」とよく言っては、その度に娘とよくバトルしています(笑)
以前はビタミンCや鉄が不足していたので、離乳食を始める前に果汁を与えることが指導されていて、母子手帳にも書いてあったそうです。(私の記憶にはないのですが…)
今は、母乳やミルクの栄養は十分であり、果汁を飲むことで母乳やミルクを飲む量が減ったり、甘い味に慣れることで、母乳やミルクを飲まなくなることがあるので、おススメされていません。
むしろ、果汁にもアレルギーの可能性があるものもあるので、様子を見ながら離乳食の一つとして少しずつ与えるのが新常識となっています。
まとめ
我が家では、週末だけのお預かりですが、ママがお仕事で、平日も毎日ジジババでお預かりというご家庭もありますよね?
良かれと思って孫育に協力しているつもりが、逆に迷惑がられているなんて、とっても残念。
せっかくの好意も協力も時間もお金もムダになってしまいますし、関係も悪くなってしまいます。
私たち平成子育て世代としての意見もありますが、常識も科学も法律も変化しています。
令和の新常識を取り入れて、平成の子育てノウハウをバージョンアップしつつ、令和の孫育を一緒に楽しみましょう!
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