0歳の孫にもお年玉って渡すの?
もし渡すとしたら、いくらが適当なの?世間の相場ってある?
孫へのお年玉は何歳からあげるものなのでしょうか?
0歳から渡すものなのか、それともお金のことが理解できるようになってからあげるものなのか?
渡すとしたら、金額はいくらくらいが相場なのでしょうか?
お年玉は0歳の孫にも渡すもの!?金額の相場は!?
こんにちは、つっちゃんの婆ちゃんです。
生まれて9ヶ月になる孫が毎週末にお泊りに来てくれるのを楽しみにしています。
このブログでは、孫育を通して子育て知識を平成から令和にアップデートしつつ、新たに学んだり、思い出したりしたことをまとめています。
今回は、孫の初正月を前に「祖父母として」「0歳児に」お年玉って渡すの?と気になり、友人知人に聞いたり、ネットでググってみました。
そこから判断したところ、「祖父母が孫に渡すお年玉」は、
- 500円~1,000円をポチ袋に入れて渡す
- 0歳児にはお年玉はあげない
のどちらかのパターンが多そうです。
もう少し、詳しく見てみましょう。
ジジババが0歳児へ渡すお年玉の相場は?
実際のところ、一口にお年玉の金額って言っても、パパママとして、ジジババとして、叔父さん叔母さんとして、知り合いとして、と立場によって違います。
ですが、ここではあくまでも「孫」と「祖父母」という関係の場合です。
小学館が運営する子育て運営サイト「HugKum」が行った、「0歳~2歳」の「孫」に渡すお年玉についての調査によると、下のグラフのような結果になっています。
【祖父母が0歳~2歳の孫へ渡すお年玉の金額】
- 1位:1,000円、
- 2位・3位:3,000円、5,000円が並び、
- 4位:お年玉はなし
となっていますね。
また、リーディングテック株式会社が行った『お年玉実態調査2020』でも、0~3歳児に対しては1,000円未満という人が一番多く、続いて「あげなくてよい」と考える人が多くなっています。
【適切だと思うお年玉の金額(渡す子どもの年代別)】
こちらの調査でも、0~3歳を見てみると、
- 1位:10人に4人が1,000円のお年玉をあげる
- 2位:10人に3人があげない、
- 3位:10人に2人が1,000円~2,000円のお年玉をあげる
という結果になっていました。
つまり、孫かそれ以外かに関わらず、0歳の赤ちゃんに対しては
- 0歳児に対してはあげない人もいるが、あげる人の方が多い。
- あげる場合の金額は、1,000円以内か、多くても3,000円以内が目安
と考えてよいかと思います。
お年玉に対する考え方はそれぞれ
孫には0歳からお年玉をあげる
孫は目に入れても痛くないというタイプのジジババは、何かにつけてプレゼントやら買ってあげたりします。
お年玉は孫へのプレゼントの機会のひとつというわけですね。
また、自分で管理できるようになるまでは、どちらにしても渡す相手はパパママなので、何歳から渡してもいいわけです。
本人が使えるようになるまでパパママに貯金しておいてもらう、又は育児に必要なものを買ってもらう、という考え方です。
知人の中には、お正月中に会えない孫に、振り込んだという人もいましたよ!!
お金のことが理解できるようになってからお年玉をあげる
一方で、3歳くらいになって、お金のことが少しわかるようになってから、「お年玉だよ」と言って渡す、というのもアリですね!?
3歳くらいまでの間にはあげない、という人の場合がこれにあたります。
お年玉は、年中行事の中でも、直接的にお金を扱うものなので、育った家の習慣、地域性、収入の状況、個人の考え方によってずいぶん違います。
赤ちゃんのパパママとしては、「お金の価値もわからない時にもらっても困る」と考える人もいるので、「お年玉をあげたいけど?」とまずは聞いてみるのがいいと思います。
お年玉代わりにプレゼントを渡す
お金ではなく、おもちゃや絵本などのプレゼントをお年玉代わりに渡す方もいるようです。
その場合は、既に持っているものや、赤ちゃん自身やママの好みなどを事前にリサーチして渡すと喜ばれると思います。
せっかくのプレゼントなのに、「それ、持ってます・・・」なんてことになったら残念ですからね!
パパママにギフトカードなどで渡す
潔く、パパママにお金やギフトカードなどを渡して、必要なものなどを買ってもらうというのもアリです。
0歳児でしかも一人目となると、必要なものもたくさんあります。
大きくなるのは早いし、季節は移るので次々に服も必要になります。
また、赤ちゃんにお金が必要になるので、自分のことは後回し、というママも多いものです。
そんな時に、何か必要なものを買って、といってお金やギフトカードを渡されると嬉しいですよね。
一気にジジババのお株が上がる、かもしれません。
お年玉の渡し方、我が家の場合
参考までに、我が家のケースをご紹介しておきます。
親戚間でルールを決める
我が家の場合は、親戚間で決めたルールでお年玉をやり取りしており、娘もそのルールでお年玉をもらっていました。
親や、祖父母、甥っ子姪っ子に関わらず、みんな共通です。
- 未就学児:1,000円
- 小学生:2,000円
- 中学生:3,000円
- 高校生以上(20歳まで)5,000円
現在の世間相場にしては、少し少な目かもしれませんが、未だにこのルールは健在です。
娘も20歳まではこのルールでお年玉をもらっており、成人してからは、本人自身が立場を替えてそのルールで甥っ子姪っ子にお年玉を渡すようになっています。
ババである私も、その金額で初めてのお年玉を孫に渡しました。
パパママの相手の考え方にも配慮が必要
お年玉に限らずですが、こういった行事に対する考え方は育った環境によって大きく違います。
我が家で言えば、孫のママは私の娘なので、パパの考えはどうか、ということですね。
パパには、娘を通してこのルールについては説明してもらい、了解をもらいました。
結果的には、パパ側のジジババからも同額の1,000円のお年玉をもらったようで、そのあたりのバランスは運よくうまくいったようです。
【番外編】お年玉をあげる場合のマナー
番外編として、お年玉をあげる場合のマナーについても、メモっておきます。
自分自身がパパママの現役世代だったうちは、まだ「若いから(?)」と言って多めに見てもらえたマナーも、アラフィフになるとさすがにそうはいきませんからね。
お年玉はポチ袋に入れて渡す
- ポチ袋の表に渡す相手の名前を書き、裏に自分の名前を書く。
- 外出先や来客など、知人の子どもに渡すシチュエーションも想定して、バッグの中にもポチ袋を持っておく。
- 持ち合わせがなかった場合は、手持ちの紙や封筒、ティッシュペーパーなどで代用。お金をそのまま渡すのは失礼なので。
お札(又は硬貨)は新札を用意する
- あらかじめ必要な枚数+予備分を年末に用意しておく。
- 新札を用意できなかった場合は、持ち合わせで悪いけど、などの言葉を添えた方がよい。
ポチ袋に入れる時はお札の向きや折り方に気をつける
- お札を折る時は、肖像(オモテ)が内側に入るように、左から右に三つ折りにして、肖像が逆さまにならないようにポチ袋に入れる。
- 硬貨は、製造年月が書いてある方を下にしてポチ袋に入れる。
入れるお年玉の金額は、忌み数を避ける
- 400円や4,000円、900円や9,000円はなるべく避けた方が無難。
- 最近では気にする人は少なくなったとはいえ、4は死を連想させ、9は苦を連想させるので。
お年玉を渡すのは何日まで?
- 一般的には松の内(門松を飾る期間のこと。関東では1月7日、関西では1月15日)まで。
- 地域や家庭によってさまざまなので、遅れた時には、遅くなったけど、と一声添える。
まとめ
0歳の孫にもお年玉は渡すものかどうかについて、アンケートの結果を交えながら相場を見てみました。
ざっくり言って、3分の1の人が渡さない、渡す人のうち半分の人は1,000円、という感じでしょうか?
とはいえ、あくまでもそういう人が多い、というだけで、決まりはありません。
実は、私自身は孫のつっちゃんに1,000円のお年玉を渡しましたが、私の両親(ひいじいちゃん、ひいばあちゃん、ですね!)は、同じつっちゃんに5,000円をあげていました。
更にはめったに行き来のない私の叔父はつっちゃんに1万円をあげていました!
娘たちは、喜んでいましたよ。
色々書いてきましたが、決まりはない、ということです。(笑)
お孫さんにお年玉をどうしようかな、と悩んでいる方は、世間相場を参考に、ご家庭でのルールを決めてみて下さいね!
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