格安携帯はおトクっていうけど…。
最近では、格安携帯のショップもけっこう目にするようになりましたね!
ですが、実際に使っているという人は、私の周りでもあまりいません。
全国平均でも格安携帯の利用者は約2割程度にとどまっているそうです。
格安携帯というくらいだから、安くなることはわかってる。
けど、「格安携帯が安いとはいえ、なんだか不安」という人の
✓格安携帯に替えたら安くなるのはわかるけど、デメリットもあるんでしょ!?
✓アラフィフの私でも大丈夫!?
という疑問について、50代女性目線で解説したいと思います。
格安携帯の3つのデメリットとは!?
こんにちは、つっちゃんの婆ちゃんです。
6ヶ月になる孫がお泊りに来てくれる週末を楽しみにしながら、会社勤めをしているアラフィフです。
私の場合、約6年前から格安携帯を使っています。
携帯電話の月額料金は、この6年間で総額で20万円くらい安くなりました。
安くなるとはわかっていても、「格安携帯にはデメリットもあるんでしょう?」というのが、格安携帯に乗り換えていない方の不安だと思います。
今回は、格安携帯のメリットとデメリットについて私の体験を踏まえてまとめたいと思います。
【デメリット(不満なこと)】
②キャリアのメールアドレスがない
③時間帯によってネットがつながりにくい
【デメリット1】最大のデメリットは、駆け込めるショップがないこと
やはり一番の不安は、駆け込めるショップがないことではないでしょうか?
格安携帯の場合、①自分で携帯端末を用意して、②自分でSIMカードを用意して、③自分で設定する、というのが基本になります。
私の場合、携帯端末はAppleの公式サイトから、SIMカードはiiJMIOのホームページからそれぞれネットで注文して、カード決済で支払いました。
その後、送られてきたiPhoneにSIMカードを差し込み、ネットに書いてある手順通りに進めると、5分もせずに開通しました。
これまで使っていた携帯電話ではなく、新たに購入してから使い始める場合は、手順書と違う動きをすることはほぼないので、迷うことはないと思います。
(それまで使用してきたデバイスを使う場合は、少し違うかもしれません。)
また、最近では実店舗がある格安携帯のキャリアも少しずつ増えてきています。
Y!mobileなどはSoftbankと並んで出店されていたりして、ずいぶん身近な存在にはなってきました。
こういった店舗を利用すると、docomoやau、SoftBankのような3大キャリアに近いサービスが受けられるので、店舗のある格安携帯キャリアを選ぶのも負担が軽くなっていいと思います。
ただし、そういったサービスが上乗せされている分、ショップを構えている店舗は料金も少し高めの設定になり、料金体系も複雑になってきますのが、欠点かもしれません。
「ショップない問題」の対応策としては、
②周りで格安携帯を使っている人を探す
③身近に実店舗がある格安携帯を利用してみる
というようなことで、ある程度解決できるのではないかな、と思います。
【デメリット2】キャリアのメールアドレスがない!
格安携帯になると、基本的にはドメインに「~@docomo.ne.jp」や「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」などがついたキャリアメールアドレスがなくなります。
(Y!mobileなど、一部のキャリアでは発行されています)
ただ、このようなキャリアメールを使う機会は、ずいぶん減っているのではないでしょうか?
私自身に関して言えば、6年前の時点では少し使ってましたが、Lineなどの使用に切り替えることにして、アドレスがなくなることについての影響はほとんどありませんでした。
ちなみに今、メールが必要な場合はGmailを使っています。
そのほかに文字によるメッセージのやりとりとでは、キャリアメールに代わって次のようなものがあります。
✓LINE
✓FacebookのMessenger機能
✓SMS(ショートメッセージ)
キャリアメールに慣れていると最初は少し違和感があるかもしれませんが、慣れてしまえばあまり気になりません。
逆に、携帯のキャリアを替える時にメールアドレス変更のお知らせをしたりする必要もないので、かえって身軽になって良いなぁと思いました。
【デメリット3】時間帯によってデータがつながりにくい
これは、格安携帯についてよく言われることなのですが、つながりにくい時間帯があります。
そもそも格安携帯というのは、ほとんどがdocomoやau、Softbankから設備の一部を借りて、運営されている携帯の通信網なんですよね。
(注)ただし、格安携帯の1つであるY!mobileは、MVNO事業者ではありません。
イメージ的には、安くしているんだから、込み合っている時はちょっと待っててね、という感じです。
込み合っている時間、つまりみんなが接続しようとする時間なので、朝の通勤通学時間(7~9時)やお昼(12~14時)、夕方の通勤通学時間(17~19時)のあたりです。
私は地方在住なので、特にお昼時につながらないなぁと感じることがあります。
ただ、私の使用状況はそんなに緊急性のあるものではないので、「ま、いっか」という程度で許容できています。
格安携帯、3つのデメリットの重要度は!?
これらが主なデメリットですが、デメリットの重要度としては
- 「ショップの問題」が70%
- 「メールアドレスがない」が5%
- 「データがつながりにくい時がある」が25%
かなぁ?と感じています。
格安携帯に乗り換えるかどうかは、このデメリットの程度を知って、それに耐えられるかどうか、だと思います。
とはいえ、実際に体験してみないことには、ピンとこないかもしれません。
格安携帯のメリットは!?
格安携帯のデメリットを3つあげてみましたので、メリットもさらっと紹介しておきます。
【メリット(満足していること)】
②契約や解約に、1年縛りとか、割引期間とかにわずらわされない
【メリット1】携帯電話の出費が節約できる
今の私と同じ程度の内容を、docomoで契約した場合と比較してみると、
- docomo⇒4,565円
- 格安携帯(IIJmio)⇒1,760円
※2020年8月末現在、消費税込み
単純に、月額料金だけの比較ですが、月に2,805円の差、1年だと33,660円の節約になります。
これが6年間だと、2,805円×12ヶ月×6年=201,960円となります。
7年間で20万円以上の節約ですね。
【メリット2】契約や解約時に、1年縛りや、割引期間にわずらわされない
3大キャリアの月額料金って、1年縛りとかがよくありますよね。
私は個人的にすごくアレがイヤで…(汗)
解約しようとしていたのに、うっかり時期を逃してしまうと「違約金が発生しまーす」とか言われると、仕方ないか、じゃあこのままで、とかなってしまっていました。
でも、実はちゃんと計算すると、多少の違約金を払ってでも、契約の見直しをした方が結果的におトクになることも結構あるんです。
だけど、小心者のユーザー(?)としては、カウンターで違約金とか言う言葉を聞くと、ついすごすごと引き下がってしまうんですよね。
あと、期間のある割引料金というのもクセもので、パンフレット等に表示してある料金というのが、実は最初の6ヶ月とかの料金で7か月目からだったり、なんていうことがよくあります。
こういうことが重なると、結局、何がいくらなのかわからない…(パニック)…となってしまいます。
格安携帯は、このような1年縛りや期間のある割引料金などが少ないです。
最近は少しずつ期間料金なども増えてきていますが、それでも3大キャリアに比べて割とシンプルな料金体系というのも特徴かなと思います。
まとめ
約6年間、格安携帯を使ってきた経験から、格安携帯のメリット、デメリットについてまとめてみました。
格安携帯には不満な点もありますが、総合点で満足です。
ちなみに、格安携帯の50代の利用率は、20%を超えているそうです。
国も、SIMロック解除の義務化など、格安携帯の利用を促進する方向で、法律を作っていて、今後はますます格安携帯が増えていくのだろうなと思います。
年間に3万円の節約を大きいとみるか、たいしたことないと見るかは人それぞれだと思いますが、せっかくのお金は有効に活用したいですね!
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